■日本の馴染めない所
次に、夫がまだ好きになれない点を書いてみます。
・日本の言葉を大切にしていない
・外国人というだけで過剰反応される
・物価が高い
・戸籍の筆頭者になれない
・選挙権がない
私と結婚する前から比較的日本語が好きだった夫からすれば、変な日本語や適当な英語が飛び交っているのは気に入らないようです。国際結婚した知人に聞いてみても、やっぱり英語圏の人は誰でも日本に住んでいると同じ感想を持つそうですね。けれど、その割に「テレビゲーム」「ゲーセン」なんかの明らかな和製英語を彼は普通に使ってます。さすが自称オタクなだけあります…。
また、別のページでも書きましたが、今の法律では日本人と結婚したり永住許可があるだけでは、夫といえど戸籍の筆頭者になれません。結婚したおかげで就職の制限はなくなりましたが、何かあったときに自分が責任者・契約者になりにくい環境というのは外国人男性にとってストレスのようです。
そして何より夫が嫌がっているのは、外国人というだけでいまだに好奇の目で見られることが多いところです。日本に住む外国人が増えてきたと言っても、やっぱり金髪で碧眼、それに長身だと歩いているだけで目立ちます。京都と奈良に私と観光しにいったときも「ガイジン!」「ハロー!」と修学旅行生らしい子供たちから何度も声をかけられていました。その時の夫は笑顔でしたが、あとから「いい加減にしてほしいよ……」とボヤいてました。それに相手が大人でも、自分の英会話力を試したいだけに話しかけてくる人というのは、見ていてすぐに分かるらしいです。夫もコミュニケーションは大好きですが、そういった打算のある会話は嫌っています。
外国人参政権の話はずいぶん前からあるようですが、あちこちから根強い反対が出ているようであまり進展していません。そもそも世界的に見て外国人に参政権を与えている国のほうが少数派のようです。夫はそれほど政治に関心が高いわけではありませんが、疎外感は少なからず感じている様子です。
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